2012年6月9日土曜日

膵臓、胆嚢、食道、十二指腸、腎臓 の病気-背中の痛み.guide


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背中の痛みの中に、食道の異常から来る痛みがあります。背中の痛みが肩甲骨の内側で、運動痛(自分で身体を動かす)事のよって痛みが出てくる事の他に、安静痛(安静時の痛み)が存在しています。特に胸椎6番付近は、食道が、背骨の前を通過して更に噴門(胃の入り口)に向かって背骨の際を離れていく所でもあります。従って、この付近もしくは更に胸部の上部での痛みは、食道の病気を抱えていることがあります。この食道へと走行している自律神経を介して、背骨付近のインナーマッスルでもある回旋筋に働きかけると考えられています。これによって、食道の病気が背骨の痛みとなって感じられます。これも一つの背中の痛みとして分類できます。また、食道がんが存在した場合に、食道から骨への癌の転移も考えられます 。食道がんの場合は、食べ物を飲み込んだ時に、ひっかっかりが有るかどうかで初期検査となっていますが、このような違和感がなくても、背中に異常を感じることもあり得ますので、異常を感じたら、まずは医療検査を怠らないようにすることが大切です。食道の病気は他にもあります。感染症や逆流性食道炎などの異常はよく知られています。このような食道の異常に於いても、胸部の不調に加えて背中の違和感や痛みを感じることは多くあります。肩甲骨の内側の痛みにおいては、まず捻挫などの筋肉の疾患や、背骨や肋骨の関節の問題を除外する必要があります。これらは、ご自身でそのきっかけが有るか無いかを簡単に思い出すことが可能です。これらのきっかけが無く、しかも安静痛がありましたら、必ずメディカルチェック� ��怠らないようにすることが大切です。

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2012年6月3日日曜日

うつ病と漢方薬


うつ病に悩む人にとって、その克服は切実な問題です。「気持ちがとても滅入る」「人と接するのが辛い」「眠れない」「悩んでいる自分が嫌だ」「家から出たくない」などなど、うつ病の症状は周りから理解されにくく、診断を受けたり治療をするために病院の精神科へ行くのに抵抗を感じる人も多く、一人で悩み続ける人も多いといいます。うつ病の原因は自分の心の弱さにあるというふうに自分自身を責めてしまう人もいるようですね。

うつ病の症状であるイライラや不安感、不眠は漢方薬で抑えることも可能です。よく使われる処方を見てみましょう。

2012年6月2日土曜日

栄養学のメモと活用


「砂糖を摂りすぎるとキレやすくなる」

 (旅行等で長時間子供と乗り物を利用する際に)「お菓子で黙らせる」作戦もよく見かけるが、管理栄養士の幕内秀夫さん(57)は、「甘栗や干し芋など天然の甘さを生かしたおやつはいいが、チョコやスナック菓子は長い目で見ると逆効果」と指摘する。白砂糖や人工甘味料など吸収が早い糖質食品をとりすぎると、急上昇した血糖値を下げる作用が過剰に働き逆に低血糖になるなど、血糖値が乱高下して「キレやすくなる」という。

(朝日新聞 2010.4.23 夕刊 16面)

 朝日新聞は、あるいは幕内秀夫はこう仰っていて、以前にも同様の話は何度か聞いたことはあるのですが、しかしこれは本当なんでしょうか。いやそもそも、砂糖は低血糖をもたらすのでしょうか。

 今となっては古い資料ではございますが、1994年発行の『栄養と行動』を見る限り、そんなことはないんじゃないかと思うのです。この本では「砂糖摂取→キレやすくなる」と関連しそうな「砂糖と多動」「砂糖と反社会的行動」が取り上げられていますが、関連性の高さを裏付ける結果はないとまとめています。

砂糖はキレやすさと関係しているの?

多動について

 「砂糖と多動」については、1980年に行われた研究がおそらくは最初の実験で、この結果によると多動児のなかにおいては砂糖摂取量と攻撃行動に正の相関が見られたそうです。砂糖摂取量と攻撃行動ですから、ほら見ろ、キレやすくなってるじゃないかと飛びつきたくもなりますが、これはあくまで多動児内に限っての話です。多動児と正常児の砂糖摂取量に違いはなかったとしています。

 Prinzらはこれらの結果を、多動行動において砂糖の果たす役割は単に示唆的である、と注意深く解釈したのだが、大衆的なメディアはこのデータを速やかに、砂糖摂取と多動に因果関係が確立された、と解釈してしまった。

(『栄養と行動』p168)

 しかも後続の研究では、その大半で、この実験で示唆された多動児内で見られる砂糖摂取量と攻撃行動等の相関関係すら、確認されていないそうなのです。