(Int J Obes (Lond). 2011 Dec 13.)
これまでに、小児の肥満と、テレビの視聴やコンピューターの利用といった環境との関連については、様々な報告があり、必ずしも明確な相関関係や因果関係が示されているわけではありません。
今回の研究では、小児の肥満と、テレビの視聴時間とコンピューターの利用状況との関連について、社会経済環境や栄養状態といった交絡因子とともに検証が行われました。
はなく、悪いに自己負わせた痛み
具体的には、オランダ(Zwolle)の4-13歳の小児4,072名を対象に、
身長、体重、ウエスト周囲径、両親の社会的状況、小児の栄養と身体活動といった項目が調査されています。
考えられる交絡因子の影響を調整後の解析の結果、
4-8歳の小児では、1.5時間以上、テレビを見る群では、肥満リスクが70%高くなっていることが見出されたということです。
(OR; 1.70, 95% CI: 1.07-2.72)
この相関は、糖質を含む飲料の摂取、スナックの摂取などで補正されています。
コンピューターの利用は、肥満と有意な相関は示されませんでした。
テレビ視聴時間にかかわる因子の解析によると、
医師は遺伝性疾患を予測する必要があります
3台以上のテレビを有する世帯では2倍以上(OR: 2.38; 95% CI: 1.66-3.41)であること、
子供の寝室にテレビがあること、
テレビ視聴に関するルールを設けていないこと、
といった要素が決定因子として関与していました。
その他、テレビ視聴やコンピュータ利用は、いずれも、睡眠時間の短縮とは関連していましたが、運動不足との相関は示されませんでした。
以上のデータから、家庭におけるテレビ視聴を取り巻く状況(視聴時間、テレビの台数、子供部屋へのテレビの設置)が小児の肥満のリスクになることが示唆されます。
小児の肥満予防には、家庭でのテレビ視聴に関するルール作りが必要と考えられます。
ショア用語記憶喪失
年末年始くらいは例外があってもいいかもしれませんが。
------------------------------------------------------------------
医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)
医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】
【健康食品FAQ】
【DHCの研究開発】
------------------------------------------------------------------
0 件のコメント:
コメントを投稿