jh3givさん
アルコール依存症の場合「任意入院」が基本中の基本です。
これは、無理やり入院させても治療効果がないばかりか、ご本人が治療に取り組むチャンスを壊す事になるからです。
上記の上で、現在の状態が質問からは全くわかりません。
ですから、回答を躊躇していました。
分からない点は下記です。ですから一般論としての回答をさせて頂きます。
1)脳のダメージの程度は?
a)単に「脳萎縮」が見られるだけか?
b)記憶障害が出現している。ただし、短期記憶の障害で、人格面や知能面などは問題ないのか?
c)完全に「認知症」に陥っているのか?(おそらく違いますね)
*b)の状態、つまりコルサコフ症候群でも、正しい対応で断酒に導く事も可能です。単に「脳萎縮」だけなら、今後 、飲酒を続けると、認知症への階段を登る事になりますが、断酒への行動は十分可能です。
2)身体の状態は?
・場合によっては、身体面の治療が優先される場合もあります。酒が切れ、身体的な急場を超えた時に、専門治療を勧める手もあります。
・そこまで行かないなら、飲めなくなるのを待つこと。
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3)現在も飲んでいるのか否か、また本当に入院が必要なのか?
a)アルコール依存症であっても、常に飲んでいるわけではありません。飲んでいるなら、飲めなくなるのを待つ。。
b)アルコール依存症の場合、必ずしも入院だけが治療ではありません。アルコールが身体から抜けている状態なら、専門外来通院と自助グループという手もあります。誰が「入院が必要」と言ったのですか?
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4)入院治療をする気があるのか否か
a)入院治療をする気があるなら、アルコール依存症の専門医療機関に受診すること。ただし、任意入院ですよ。強制入院しても、ご本人の治療にはならないので。
b)入院する気がなく、離脱症状などにより幻覚が出現しているとか、意識障害が顕著な場合には、ご本人を守るという意味から、強制入院(医療保護入院)がベターな選択である事もあります。その際、この状態が改善した場合、速やかにご本人の意志に基づく入院に切り換え、正しい専門治療に導入する事が大切。
この時の相談窓口は保健所です。
c)入院する気がない場合であっても、嫌々でも断酒会やAAなどに出席される場合もありま� ��。その場合、無理に入院を勧めず、下記の自助グループに出席を勧めるもの一つです。
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●参考のために(「医療保護入院」について)
「自傷他害のおそれはないが、患者本人の同意が得られない場合に、指定医の診察の結果、医療及び保護のため入院が必要と認められた患者について、保護者<後見人、親権者、配偶者、扶養義務者(2人以上の場合は家庭裁判所から保護者として選任された者に限る。)、市町村長(市町村長以外に保護者がいないか、保護を行うことができないときに限る。)>の同意により行われる入院である。このうち、市町村長が保護者として入院の同意を行う手続きについては通知により定められている。」
*この保護者がいないか、保護を行うことができない場合にとられる手続きが、い わゆる区長同意に基づく「医療保護入院」です。
★でも、彼女がおられる、という事も考えると、このような状態までは至っていないと思いますが、いかがですか?
なお、酩酊状態という事で、安易に強制入院として受けてくれる病院だったら、正しい治療は行いません。
5)酒を止める気があるのか否か
a)酒を止める気があるが、酒が切れないならば、専門外来を勧めてみる。
・情報は保健所からもらう事
b)自助グループへの出席を勧めてみる。
○断酒会 窓口は全断連
○AA(Alcoholics Anonymous)
・貴女の友人は家族グループへ出席する
○アラノン(Al-Anon)家族グループ
b)酒を止める気がない場合
○飲酒の問題から、周囲の人は手を退く
・その人の飲酒に対しては、一切タッチしない。
・飲酒後の問題を尻拭いしない
・危険でない限り、物が壊れても、どこで寝ていても、失禁していても放置する
○家族グループへ出席する アラノン(Al-Anon)家族グループ
*ここで正しい対応を覚える。
○保健所の酒害相談を受ける
☆そのうち、酒に対して降参する時が来ます。もっとも、かなりダメージがあるため、飲酒による命にかかわる急変も考えられますが、今までの対応を延々としていると、必ず死に至ります。少しでも可能性のある方を選択してみて下さい。
●最後に
中途半端な対応は、絶対にしないこと。
☆酒を止める気がないなら、その人から離れる事も一つの選択肢。彼女がいるから、自分の問題に気づけない事も多いのです。また、友人の人生も大事にして下さい。
元アルコール依存症専門治療病棟看護師より
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